PROSPEX SBEJ027(セイコーダイバーズウオッチ60周年記念 限定モデル)|茨城県土浦市の宝飾・時計店 佐竹時計店
1975年に発売された世界初のチタン製 600m飽和潜水モデルの裏蓋には、荒々しい海の情景を表現した「ウェーブマーク」が刻印されていました。それ以来、その信頼性と高い技術力の象徴として、このマークは全てのセイコーダイバーズウオッチの裏蓋に刻まれています。本作は、この「ウェーブマーク」をモチーフに、プロスペックスのブランドフィロソフィーである「Keep Going Forward」の精神を込めて、ダイナミックな型打ちパターンをダイヤルに施しました。
両モデルとも、信頼性の高い6R系のムーブメントを搭載しており、その持続時間は72時間を誇ります。また、300メートルの空気潜水用防水性能を備えています。
SBEJ027は、1968年に発売されたモデルのデザインを基に、GMT機能を備えた「キャリバー6R54」を搭載し、さらなる進化を遂げたモデルです。GMT針(24時針)を単独で調整できるため、自国の時刻(ホームタイム)はそのままに、第二時間帯を容易に変更いただけます。防水性能も、キャリバー6R54を搭載した「1968 ヘリテージデザイン」では初となる300メートルの空気潜水用防水性能へスペックアップしました。
ダイヤルカラーとベゼルの表示板には鮮やかなブルーを採用し、荒々しい海の波のような力強く洗練されたデザインに仕上げています。
新たに開発した中留は、簡単な操作でブレスレットのサイズ調整が可能です。最大約15mmの調整幅があり、着用した状態で中留を閉じたまま、サイドにあるボタンを両側から押すことで、長さを簡単に伸縮させることができます。調整の幅は約2.5mmずつ、6段階で行うことができます。これにより、潜水時の気圧の変化や、日常生活における腕周りの変化などにも対応ができ、常に快適な着用感を保ちます。
1968年に発表したオリジナルモデルは、上下のかん足を美しい鏡面で繋いだ流線型のフォルムが特徴で、当時としては世界最高水準の10振動ハイビートムーブメントを裏ぶたのないワンピース構造の300m防水ケースに搭載した画期的なモデルでした。1970年には日本山岳会の植村直己、松浦輝夫の両氏がエベレスト登頂にこのモデルを携行し、高い信頼性が実証されるとともに、今日ではプロテクターつきモデルと並んで、セイコーダイバーズウオッチの代名詞にもなっています。
